1 4月22日、竹山市長が市議会議長に30日付けでの辞職願を提出しました。
後援会などの杜撰な政治資金の管理に対して、市民からの厳しい意見、市議会からの真相解明の追及を踏まえ、繰り返し資料が提出されましたが、なお修正が相次ぐなど、真相解明にほど遠く、説明責任を果たしたとは到底言えませんでした。
2 住みよい堺市をつくる会は、3月26日、「政治とカネ」について、「どの政党、政治家であれ、市民のきびしい目が注がれており、自らの政治責任が問われる」「市政からも、市議会からも『政治とカネ』問題を一掃するために力をつくす」と表明していました。
今回の辞職表明については、
①記載漏れの総額が市民からは想像もつかない「けた外れ」な金額にのぼっている。
②数年間にも渡ってずさん過ぎる資金管理が続けられていた。
③修正が度重なるたびに不信が広がるなど、真相解明は困難と考えざるを得ない。
④「政務活動費」等の公金不正使用とは違うものの、政治家として「政治とカネ」への不信を増幅させた責任は極めて大きい。
ことから、この度の辞職表明は当然であると考えます。
3 当然のことながら、堺市政からも堺市議会からも「政治とカネ」問題を根絶させなければなりません。このことから、6月にも行われる市長選挙においては、「政治とカネ」問題を刷新する清潔な市政をつくるのかどうか、が第一義的に問われることになるでしょう。
この点から、約2年前、税金である政務活動費の不正流用で、元維新の会市議2名が議会に居座った末に辞職に追い込まれた事件なども繰り返さない、堺市民の良識を示す選挙となることは明白です。
住みよい堺市をつくる会は、これらのことを踏まえ、候補者問題等の対応を含め、「政治とカネ」にクリーンでオープンな市政、「都構想」による堺市つぶしを許さない市政、福祉・教育・子育て支援など市民のくらしを優先する市政、地域経済を応援する市政、を基本とし、思想信条を超えた幅広い市民各層のみなさんとの共同を追求し勝利に向けて全力をあげます。